WORLDCHARACTERGALLERYSYSTEMSOUNDSPECIALINFORMATION
おずおずとしながらも、2人は定位置に頭を置く。
いつもは遠慮なく甘えてくるのだが、今日はさすがに遠慮がちだ。
ヴィオレット
「……さっき茜にも言ったけれど、わたしの蝶はあなたたちだけよ。
これから何が起ころうと、それは決して変わらないわ。
嬉しい時も、寂しい時も……わたしたちはいつだって3人一緒にいたでしょう?」
茜
「……はいですの」
瑠璃
「……ずっと一緒でした」
ヴィオレット
「悪戯ばかりで困る時もあるけれど……、わたしは、茜と瑠璃が大好きよ。
あなたたちは、どうかしら?」
茜
「もちろん茜も、姫様のことが大好きですの!」
瑠璃
「ぼくだって、大好きです!」
ヴィオレット
「……ありがとう。わたしの可愛い双子蝶」
褒めるように、宥めるように撫でてやると、2人は子猫のように頬を摺り寄せ、いつものように甘えてくる。
瑠璃&茜
「えへへ……」
瑠璃
「……決めました。どんな奴らが来たって、簡単には姫様を渡さないです!
姫様がお役目を果たせるなら、どんなことだってお手伝いします!」
茜
「もし姫様をいじめる奴がいたら、いくらでもやり返しますの。倍返しですの!」
ヴィオレット
「……そんな心配はしなくていいのよ。気持ちだけ受け取っておくわね」

©2019 IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY

SHARE
LINEで送る