WORLDCHARACTERGALLERYSYSTEMSOUNDSPECIALINFORMATION
ヴィオレット
「北の騎士・レオン。そう呼ばれるのは嫌……?」
けれど、立場上、敬称をつけるのも――
悩みつつ首を傾げたわたしに、彼はしびれを切らしたように動いた。
レオン
「………………ヴィオレット!!!」
ヴィオレット
「!?」
レオン
「やっと会えた!俺の、……俺の運命の女!!」
ヴィオレット
「――――」
突然覆われた視界と、身体を戒める強い力に、わたしの思考は完全に停止した。
これは。
一体。
レオン
「どんなに堪えようとしても駄目だった。おまえを前にしたら、俺……っ」
レオン
「ヴィオレット……」
レオン
「ヴィオレット!」
レオン
「もっと呼んでくれ、俺の名前。おまえに会うためだけにここまで来たんだ」
ヴィオレット
「…………っ」
レオン
「もう離さねえ……! 離してたまるか!!」

©2019 IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY

SHARE
LINEで送る