登場人物

知る人のみが知る、
月下ノ国・西方の森の中にある醫院いいんの医者。
独り身。光芒名医こうぼうめいいと呼ばれている。

酷く衰弱した状態の主人公を見つけ、熱心に治療するも
多くを語らず、突き放すような言動を取る。
主人公の炯眼を見て、
“貴嬢が視界に入ると古傷が痛む”と苦悩する姿も。

実は仙虹。とある事情により仙界から逃げ、
人界で身を隠して暮らしていた。
仙修行で己の感情を律しているため、
冷静に見えるが果たして。
不淫の誓いがあるため、
女人に無暗に触れることはない。
心を落ち着かせるため合谷のツボを押している。