「枕もとの夢 〜椿・秋〜」


河原で壱号と蹴鞠を楽しんだ参号。そのまま壱号と並んで河原に寝転び、うとうとと……。
ふと目を空ければ陽は沈み、身体は冷え切っていた。
次の日、病に倒れた参号に責任を感じた壱号は「ボクが看病をする!」と張り切るが、
いままでまともに看病をした経験の無い壱号のソレは、呆れるほどに空回りばかりで……。


もしも彩雪(参号)が倒れてしまったら……、各キャラ事の看病編・壱号版。

「二人で市へ」


壱号と彩雪。たまたま訪れた二人きりの休日。
二人は、日々の仕事とは関係なく、市へ買い物へでかける約束をしていた。
彩雪の目的は、壱号へ贈る《あるもの》を買うこと。真相もしらず、文句をいいながらも付き合う壱号。
賑わう人混みの中で迷子になりそうな彩雪に、照れながらも差し出される《優しい手》。
穏やかな日々は、ふたりの仲を少しづつ育てて行く……。


貝合わせに託された、二人の願いの甘めのストーリー。

NEW

「仕事寮誕生編 〜椿〜」


荒ぶり、近寄る物すべてを焼き払ってしまう「業火の化身」。
やがて自我すらも焼き尽くさんとしたその時、
ゆがんだ空間の向こう側から稀代の陰陽師「安倍晴明」が現れた――。
業火の化身は、なぜ晴明に使役され、
また、どうやって人や物に触れることができる器を手に入れたのか?


仕事寮(しごりょう)の成り立ちを各キャラの視点から描き浮き彫りにする、仕事寮誕生編・壱号版。