「余命三日の花嫁 〜翌春〜」


彩雪(参号)へ告白を果たしたものの、
天敵?の晴明にいまだ明確に話しを切り出せないでいるライコウ。
そんな中、彼は妹の頼子に焚きつけられ、晴明への直談判のためその重い腰を上げるが……。
決意を胸に晴明の元を訪れたライコウは、そこで「彩雪の寿命があと三日」という事実を知ってしまう。


結ばれた二人のその後を描く、本編のアフターストーリー。

「護り刀と護り鞘」


ライコウと彩雪は、大内裏の演奏会で、帝の警護に就いていた。
そこへ訪れる太った貴族。嫌味混じりに「沙汰衆に寝返った裏切り者よ!」と罵る言葉に、
彼はただ表情を殺し堪えるのみ。過去の過ちに捕らわれ全てを抱えこむライコウ。
その様子を見かねた彩雪は、彼の重荷を取り払う《とっておきの謀(はかりごと)》を実行に移す――。


貝合わせに託された、二人の願いの甘めのストーリー。

NEW

「仕事寮誕生編 〜花蘇芳〜」


親王の類い希なる才能を持つ幼き親王、そしてそれを取り巻く黒い謀略。
仕事寮が誕生するまでの「牙なき親王」決意の課程を、護り刀の視線から映し出す。

蝉が鳴くあの夏、護り刀のライコウがその身を挺してまで守ろうとした想いとは?


仕事寮(しごりょう)の成り立ちを各キャラの視点から描き浮き彫りにする、仕事寮誕生編・ライコウ版。