「仕事寮誕生編 〜睡蓮・夏〜」
ある晩、源信は路地裏で刺客に襲われる貴族を助ける。
その際、闇夜で七色に光る「悟り目」をその貴族に見られてしまう。
後日、源信の学び舎に、現れる貴族とその守り役。
二人の口からはある組織への誘いが持ちかけられた。
仕事寮(しごりょう)の成り立ちを各キャラの視点から描き浮き彫りにする、仕事寮誕生編・源信版。
「縁側とお茶と子猫」
もう一人の《さとり》との闘いを経て、あたらしい力に目覚めた源信と、その心を支えた彩雪。
……しかし、なぜか彩雪の心に踏み込むことを躊躇する源信と、
自分の気持ちを上手く伝えられない彩雪の仲は、一進一退をくりかえす。
そんなある日、まなび屋に響く《小さな命の悲鳴》。
駆けつけた彩雪は野犬に襲われる仔猫を見つけ、制止を振り切り、とっさにその身を盾にしてしまう。
珍しく感情を表に出し参号を叱る源信に、彩雪も素直になれず――。
結ばれた二人のその後を描く、本編のアフターストーリー。
NEW
「枕もとの夢 〜睡蓮〜」
まなび屋で流行る病に苦しむ子供たち。その世話に奔走する彩雪であったが、やがて彼女自信もその病にかかってしまう。
そんな彩雪のため、学級閉鎖を行ってまで看病をする源信。
そして彩雪を待っていたのは、ドキリとするような大人の看病だった。
もしも彩雪(参号)が倒れてしまったら……、各キャラ事の看病編・源信版。