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鮮やかな赤と落ち着いた緑。

対照的な彩りを見せるリボンを巻くと、
部屋の壁が少しずつ色づいていく。

早速部屋の飾りつけを始めながら、
私は二人の質問に答えていた。

ヘンゼル
「つまり……カルディア達を呼んで、パーティーを開くってこと?」
サン
「ええ。あなた達も知っての通り、一味は現在バラバラに行動しています」
サン
「なので久々に集まれたら――と考えたのですが、全員が来られそうな日が……」
ギネヴィア
「12月24日。……だからクリスマスパーティーなのね」
ギネヴィア
「……やられたわ。まさか私達を手伝わせるのに
オムニブスの許可まで取っていたなんて」
©2020 IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY
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