スペシャル

増田俊樹さん(紅華役)

――収録を終えたご感想をお願いします。
序盤はわりとプレイヤー視点でストーリーが展開するのですが、現代的なワードとその時代特有の文言が交互に出て来たこともあり、それぞれの描写がどういう意図を持つものなのか理解するのに苦戦しました。紅華が生きてきたなかで培われた言葉選びや難しい言葉を、自分の中に落とし込むのが大変でしたね。
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。
紅華は本作を象徴するキャラクターのひとりではあるのですが、いわゆる乙女ゲームの「アイコン的な存在か?」というと、そこまでストレートじゃないのかなと。甘い言葉で愛を囁くというキャラクター像ではなかったので、それがプレイしてくださる皆さんにどう響くのか、とても楽しみです。
――特に印象に残ったセリフ、注目してほしいシーンをお聞かせください。
ネタバレにならないように……と考えると、やはり主人公が紅華と出会うシーンですね。神隠しにあってから、初めて彼と出会う重要なシーンなので、大切に演じさせていただきました。ぜひ注目していただきたいです!
――最後に、発売を楽しみしているユーザーにメッセージをお願いします。
『9 R.I.P.』はさまざまなシチュエーションを楽しめる作品です。プレイしてくださる皆さんの好みや趣味に応じて、ある意味自由に選択できるゲームなので、幅広い方に楽しんでいただけると思います。もちろん紅華を好きになっていただいて、紅華のルートが楽しかったと思っていただけるとうれしいですが、ほかにも魅力的なキャラクターがたくさん登場しますので、ぜひ一度手に取ってプレイしてみていただけたらと思います。

土岐隼一さん(響役)

――収録を終えたご感想をお願いします。
まずは楽しかったというのが率直な感想です。響くんは成長ぶりが顕著に感じられる子で。彼の成長をずっと感じることができ、とても達成感がありました。僕は、オトメイトさんの作品に何度か出演させていただいているんですけれど、ヒロインと恋仲になるキャラクターを演じるのは初めてだったので、すごく感慨深いなあと思いながら収録させていただきました。
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。
響はおそらく、登場人物の中でいちばん定まっていないキャラといいますか、精神面でもそうなんですけど、自分の生きかたに自信が持てず、アイデンティティが確立されていない不安定な子だなと思いました。思わず「この子、大丈夫かな?」と不安になってしまう部分があるけれど、主人公と出会うことで一歩踏み出し、変わろうと思って頑張るんですよ。幽霊ってある意味不滅の存在というか、恒久的な存在だと思うので、その中で自分を変えるってすごいことじゃないですか。彼のルートでは、さまざまなシーンでそれを垣間見ることができます。主人公との関係性だけでなく、紅華さんとの関係性も含めて、すべてが終わったころには彼が描いた理想の男性としてしっかり成長しきっている。そんなふうに思わせてくれるところが、彼の魅力だと思います。
――特に印象に残ったセリフ、注目してほしいシーンをお聞かせください。
ネタバレができないので、なかなかつらいところではあるんですけれど、ある意味それがありがたい部分もあります(笑)。彼の場合、主人公だけでなくいろんな人間との関係性や接しかたが、物語の序盤とラストでかなり変化していくんですよ。なので、どこか特定のシーンというよりは、彼の変化そのものがいちばんおもしろい見せ場なのかなと思います。主人公だけでなく、紅華さんとの距離感にも注目していただきたいですね。特典ドラマCDでは、ちょっとツッコミを入れ合えるような仲にもなっているので、メインストーリー以外での関わりかたも楽しい要素のひとつだと思います。とにかく、響の「変化」っていう部分を楽しんでいただけたらなと思いますね。
――最後に、発売を楽しみしているユーザーにメッセージをお願いします。
この度『9 R.I.P.』の響役をやらせていただきました。本当に素敵なストーリーで、それぞれのルートごとにキャラクターたちの魅力がふんだんに込められています。ただ、内容はちょっと怖いです(笑)。ちょっと怖いけれど、最後には怖いだけでなく、心が温かくなったり、とても胸いっぱいになったりするストーリーになっていると思います。ぜひ皆さま、ご自分のペースで進めていただいて、お目当てのキャラクターと結ばれていただけたらなって。さまざまな想いがすべて詰まった物語になっていますので、ぜひ何周も楽しんでいただけたらうれしいです。

鈴木崚汰さん(香羊役)

――収録を終えたご感想をお願いします。
『9 R.I.P.』は、この世ならざるものをテーマにした物語なんですけれど、僕は昔から都市伝説やオカルト系のストーリーが好きで。なので、そういう世界観に自分が参加できる喜びというか、うれしさがとても強かったですね。すごく楽しみながら脚本を読ませて頂きました。
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。
香羊くんは、すごく今どきの若者っぽいキャラクターです。感情の起伏も控えめで、わりとドライな印象を受けるんですけど、「幸せのメリーさん」ということもあって、すごく慈悲深く、愛情あふれる人物でした。主人公に対してもそうですが、困っている人に躊躇なく手を差し伸べることができるんですよね。なにより、幼馴染みである星絆に対する想いが強く、友達のために躊躇いなく動ける彼は素敵な子だなと思いながら見ていました。
――特に印象に残ったセリフ、注目してほしいシーンをお聞かせください。
やっぱり星絆への想い、星絆にまつわるエピソードが強く印象に残りました。あとは、香羊くん自身が抱えている事情ですね。全部言うとネタバレになってしまうのですが、彼は別に感情に乏しいということはなくて、彼自身が持っている愛情や感情を、クライマックスにかけてちゃんとぶつけることができるので。その中でも怒りやマイナスな感情だけでなく、否定的な感情を抱いていた相手にもちゃんと愛情をかけられるという部分が、すごく印象に残っています。
――最後に、発売を楽しみしているユーザーにメッセージをお願いします。
香羊くんは動画配信者ということもあり、とても現代的なキャラクターです。そういう意味ではすごく感情移入しやすく、理解しやすいストーリー構成になっていると思いますので、たくさん楽しんでいただきたいですね。何よりオカルト好きの方からしたら本当に垂涎のタイトルが揃っているなという印象ですので、ぜひいろんなルートで楽しんでいただきたいなと思っております。

柿原徹也さん(星絆役)

――収録を終えたご感想をお願いします。
今回、星絆を演じさせていただくにあたって、かなりフリーダムにやらせていただきました。霊や都市伝説といったものを題材とした物語なので、あまりダークになり過ぎないように、ちょっと明るい要素を入れて、非常に楽しく収録することができました。収録自体もとてもスムーズに進行しましたね。
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。
生前はアイドルとして活動をしていたので、非常に明るくポップな感じではあるんですけれども、自分が生前に成し遂げられなかった夢を未だに追いかけているシリアスな側面も持ち合わせています。一見すると軽く見られがちなんですけど、芯には夢に対する熱意を秘めていて。根っこにある紳士的な部分と、ファンのみんなを笑顔にしたいという志の高いところのギャップが、演じていてとても楽しかったです。
――特に印象に残ったセリフ、注目してほしいシーンをお聞かせください。
言えないことの方が多いですね~(笑)。星絆はちょっと、秘密が多くて。いまの段階では伏せておいたほうがいいのかなって。ただ、少しだけキーワードを出すと、「織姫と彦星」が出てきます。それがとても印象的でしたね。
――最後に、発売を楽しみしているユーザーにメッセージをお願いします。
オトメイトさんの作品の中でも、ここまで本格的に幽霊や都市伝説、妖、怪異に踏み込んだ作品はなかったのではないでしょうか? こういうホラーテイストが強い、スパイスが強めなダークな作品への参加は、とても貴重な体験でした。僕自身、演じていて非常に楽しかったので、皆さんにも必ずひとつはお口に合うものが出てくると思います。星絆のルートは非常に切なく、甘酸っぱいストーリーなので、とてもオススメですよ!

岡本信彦さん(魅ナミ役)

――収録を終えたご感想をお願いします。
本作は都市伝説や妖、夢魔といった怪異をモチーフにした作品ということで、シナリオの中には「この言葉、知ってる!」という気づきがたくさんあり、とても楽しい収録になりました。たとえば魅ナミルートには「きさらぎ駅」という都市伝説が登場するのですが、僕自身も懐かしい気持ちになったので、皆さんにも没入感を楽しんでいただけると思います。魅ナミくんが夢魔ということで、最初の可愛らしい印象からどのように男っぽくなっていくのか、変化を表現するところがいちばん難しかったです。
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。
物語の冒頭から魅ナミは猫をかぶっていて、夢の中で悪戯をしたり、主人公を試したりするような言葉を投げかけてくるんです。やはり夢魔ということなので、ちょっと淫靡なところや甘いところ、距離感の面でドキドキしていただけたら嬉しいなと思っております。個人的には、キャラクターデザインがめちゃくちゃ可愛いところも大きな魅力ですね!
――特に印象に残ったセリフ、注目してほしいシーンをお聞かせください。
魅ナミにはある大きな秘密があって、先ほどお話した“変化”の過程で彼のバックボーンが明らかになるんです。そもそも彼がなぜ変化するのかということが紐解かれていくシーンがいちばん印象に強く残っています。そのなかには、魅ナミがもうひとりの自分と向き合って苦悩するシーンがあるのですが、僕も役者として似たような感覚を味わうことがあるので、感情移入しながら演じていました。そこを乗り越えれば、あとはいちゃいちゃするだけなんですけど(笑)。魅ナミが苦悩を打ち明けて、そこから解放されるシーンが演じてとても大変だったので、ぜひ注目していただけたらと思います。
――最後に、発売を楽しみしているユーザーにメッセージをお願いします。
魅ナミは僕にとって、最近あまり演じることのなかった役どころです。多分今まで演じたキャラクターの中ではトップ3本に入るほどかわいいビジュアルなので、驚かれたかたもたくさんいらっしゃると思います(笑)。とくに、猫をかぶっているところは非常に頑張りましたので、ぜひ聴いていただけたら嬉しいなと思います。

立花慎之介さん(聖ヤ役)

――収録を終えたご感想をお願いします。
聖ヤの最初のイメージだと結構なヤンデレというか、病んでいる部分が重い印象だったんですけど、物語を読み進めていくとすごく一途な男性ということが伝わってきました。それがすごく意外でしたね。聖ヤがもともと持っている人の良さみたいなものがにじみ出ていて。ちょっと病んでいる部分や、魅ナミに対する感情の出しかたとのギャップを感じながら、楽しく収録させていただきました。すごく一途で男らしい、ひとつ芯の通った男性を演じられたんじゃないかなと思っています。
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。
基本は真面目だと思います。努力家で、何事に対しても真面目というところが魅力的なんですけど、時折その真面目さの方向が間違っているというか。他人から見ると、それが病んでいるように見えるんだと思います。でも、聖ヤ本人はそれもひとつの自分として認めているところがあるんですよね。ある意味人間ができているというか、変態でメンヘラな自分を受け入れて、人からどう思われようと押し通している。メンタルがとても強いんだと思います。見た目と違って、心が堅いというか、1本筋が通ったところが彼のいちばんの魅力なんじゃないかなと思いますね。
――特に印象に残ったセリフ、注目してほしいシーンをお聞かせください。
基本的に魅ナミと絡むシーンが多かったですね。もちろん犬猿の仲ではあるんですけど、お互いに切っても切れない縁みたいなものがあって。いないと困るし、近くにいても困るっていう微妙な距離感でした。なんだかんだ言いながら、つねにお互いをちょっとずつ意識しているんですよね。そういう意味で魅ナミとの関係性は聖ヤにとって必要な部分だし、聖ヤを形づくるためには、外せないキャラクターなんだろうなと感じました。あと、彼が憎しみをぶつけられる相手って、多分魅ナミしかいないんですよ。基本的にどうしても仕事上の立場があるので、魅ナミ以外で遊べないというか。聖ヤにとって非常に気になる存在、重要なキャラクターだなと思いました。あと個人的には美住レイカがやばかったですね。あいつだけはダメです、やばいです!
――最後に、発売を楽しみしているユーザーにメッセージをお願いします。
怪異を扱った作品ということで、これから夏に向けて怖いお話もあれば、その中で恋愛部分も甘くあったりするという、二度美味しい作品になっています。謎めいたキャラクターがたくさん登場して、PVを観ていると「こいつ二重人格なのかな?」と気になる存在もいて。そういうホラー的な怖さと恋愛というものを同時に楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。僕が演じた聖ヤも、メンヘラな部分と一途な部分っていう、二度美味しいキャラクターになっていると思いますので、彼のルートも楽しんでいただけたらなと思っております。ぜひ隅々まで遊んでください! よろしくお願いします。

KENNさん(幸麿役)

――収録を終えたご感想をお願いします。
幸麿ルートは他のルートとは少し毛色が違うと聞いていたので、独自の世界観?でした。
こういった役どころはなかなか演じたことがなかったので新鮮に感じたのと共に楽しくアプローチ出来ました。彼の言い回しも独特でしたね。クセになっちゃいそうです(笑)
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。
とっても優しい座敷わらしです。子供っぽいところもありますが、裏表なく、相手の幸せを第一に考えます。なんだかんだ言ってスパダリ要素がかなり強いのでは?
――特に印象に残ったセリフ、注目してほしいシーンをお聞かせください。
普段は喜怒哀楽がわかりやすい少年っぽさがメインですが、時折見せる凛とした彼がかっこいいです。他は「とのだ丸」関連のシーンは特に気合を入れました。
――最後に、発売を楽しみしているユーザーにメッセージをお願いします。
キャラクターによってお話が全然違うとのことなので、お気に入りのエピソードを見つけていただけたら嬉しいです。

阿座上洋平さん(狐春役)

――収録を終えたご感想をお願いします。
お腹が空きました(笑)。というのは、狐春くんのルートでは料理の描写がたくさん出てくるんです。卵焼きやパフェなど、美味しそうな料理が出てくるので、収録中も「お腹が鳴らないかな?」と思いながら演じていました。妖編は最後までほっこりするようなストーリー展開だったので、僕自身も心が温かくなりながら収録を終えることができて、楽しかったです。
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。
いわゆるツンデレなキャラクターではあるんですけど、ツンツンしているわりには、自分に自信がないところがあったりするんですよ。物語が進んでいくと、そういう弱いところや、妖なのに人間味があるところが見えてきました。そういった部分が彼の魅力でもあるので、いろいろと趣向を凝らしながら演じさせていただきましたし、皆さんにも好きになってほしいなと思いました。
――特に印象に残ったセリフ、注目してほしいシーンをお聞かせください。
主人公と幸麿、桃嘉のみんなでワイワイしているシーンが多かったですね。この中ではツッコミ役が狐春だけなので、まともな人がひとりしかいない(笑)。彼らのやりとりを、コントや漫才のように、クスッと笑いながら楽しんでいただけたらと思います。
――最後に、発売を楽しみしているユーザーにメッセージをお願いします。
怪異や妖がテーマの作品ということで、登場キャラクターが多彩で、ルート分岐もたくさんあります。さまざまな世界線を感じながら楽しんでいただくのもひとつですし、何より狐春くんのルートを進めていくと、彼のやさしさや強くあろうとする気持ち、意外と自信がないところなど、知れば知るほど彼の魅力に引き込まれていくと思います。妖編の3人の掛け合いもボケとツッコミで楽しいので、すごく自信をもって皆さんに楽しんでほしいとお伝えしたいです。ぜひ発売まで、楽しみにお待ちください。

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