オトメイト『終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-』

終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-|CastComment

イヴ役
斉藤壮馬さん
収録を終えての感想をお願いします。
収録に入る前に設定資料を頂いたのですが、細かいところまで作り込まれた世界観で、読み込んでいくうちに『終遠のヴィルシュ』の物語に引き込まれてしまいました。ストーリーもかなりボリュームがあって、おもしろかったです。
台本を読んでいても非常にグッと来るシーンがあり、「イヴがどんな運命を迎えるのかな?」と思いながら気合いを入れて収録に臨みました。
イヴはいろいろな表情を見せてくれるキャラクターで、「バトル物の作品でもなかなかないのでは?」と思うくらい心からの叫び声を上げるシーンがあり、全力を出し切ることができた楽しい収録でした。
イヴについての第一印象をお聞かせください。
また、実際に演じた後で変化した点などはありますか?
最初にイヴのイラストを拝見したときは、「ちょっとミステリアスで底知れない感じのキャラクターなのかな?」という印象でした。
でも、実際にシナリオを読んでいくとすごく真っすぐな部分を持っていて、腹に一物を抱えているという感じではなく「こういう友だちがほしいな」と思えるような、すごくいい人でした。ミステリアスでクールな第一印象に反してじつは料理が苦手だったり、いい意味でのギャップがすごくあるんです。
収録を経て、“等身大”なイヴのことがより好きになりました。
イヴを演じるうえで気をつけたこと、ポイントがあればお聞かせください。
ネタバレになってしまうので詳しくは語れないのですが、イヴの人格の根幹に関わっている概念が“あい”で、それをどう表現するか制作チームの皆さんとディスカッションをしながら方向性を決めていき、そこは特に大切にしました。
ほかのキャラクターにも共通する部分ではあると思いますが、物語が進み、いろいろな人と関わるなかで、イヴの人間性がどう変化するのか。
その変わっていく部分がイヴのシナリオでは大事だと感じたので、そこを大切にしました。また、「作品をプレイすると知って頂けるのかな?」と思う、いい意味でずっと変わらない部分もすごくあるので、大きく変化しすぎないように細かいバランス調整を心がけながら演じています。
そんな微妙なニュアンスを、ポイントとして楽しんで頂けたらうれしいです。
公式サイトで公開される発売2日前のイヴのボイスにもヒントが隠されているので、それを考察しつつ発売をぜひ楽しみにお待ちください。
本作での見どころや、特に印象に残ったシチュエーションがあればお聞かせください。
明確な形でのハッピーエンドがなかなか訪れなさそうな、ダークな世界観が魅力ではないかと思います。
イヴのルートはやはりクライマックスがすごく印象に残っていて、シナリオの盛り上がりにも注目して頂きたいです。
あと、イヴはちょっと天然というか感性が人と異なる部分があるので、シリアスな場面だけではなく、ヒューゴやアドルフとの日常のシーンを通してそういった魅力も楽しんで頂けたらなと思います。
また、この作品は読み流したり、聞き流したりしてしまう部分に巧妙な伏線が張られているので、細かいディテールも含めて楽しんで頂けたらうれしいです。
僕個人としましては、アンクゥがすごく印象に残りました。
その理由は、ぜひ皆さんの目で確かめて頂けたらと思います。
いままでに“絶望的”な状況に陥ったことはありますか?
そしてそれに対する“救済”はありましたか?
僕は大学3年生くらいまで就職するか声優一本で覚悟を決めるかすごく迷っていたんです。
けれど、心を決めるような出来事がありまして、こうして『終遠のヴィルシュ』にも出演させて頂けるような道を歩むことになりました。これまでの出来事を振り返ると、ピンチに陥っても、逃げずに真剣に考え続けていると道が開けるといったことがあったように思います。
もちろん安易に「絶望的な状況でも諦めなければ必ず救済がある」とは言えないんですが、本気で考え続けると何か思いもよらないところからヒントや、手を差し伸べてくれる存在が現れるように思いますし、そのことに感謝しなければいけないなと思っています。
子どものときも、大人からすると「なぜそんな無茶な遊びをする!?」みたいなことを結構していました。
高い塀の上を歩いていて、あと1メートルくらいずれていたら穴に落ちていたな……とか。
それは本当にギリギリのところで助かりました(笑)。
最後に、発売を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。
たったいま収録を終えたばかりなのですが、一役者としてだけでなくひとりの物語好きとしても、非常に感情移入して読み込んだシナリオでした。
どうしても重いストーリーではあるので簡単に「楽しかったです!」とは言えないのですが、思わずのめり込んで、先の展開が気になってしまう力のある作品だと思います。
イヴルートはもちろん、そのほかのキャラクターのルートもぜひ攻略して、ぜひ多くの皆さんに『終遠のヴィルシュ』という作品の全貌を知って頂きたいです。
登場人物はそれぞれ絶望的な状況に陥りますが、それを救済するのはプレイしてくださる皆さんです。
発売までいましばらくお待ち頂いて、ご堪能いただけたらうれしいです。何卒よろしくお願い致します。
リュカ・プルースト役
平川大輔さん
収録を終えての感想をお願いします。
本作はバッドエンドも大きな見どころとなっている作品なので、台本を読み進めていくごとに胸が苦しくなり、大変な収録になりました。
切ない感情を抱えたシーンは、収録していて辛い部分がありました。
あと、リュカはとても真っ直ぐな性格で言葉も丁寧なので、“敬語の嵐”だったり、口調が独特になってしまうところにも苦戦しました(笑)。
リュカについての第一印象をお聞かせください。 また、実際に演じた後で変化した点などはありますか?
最初に資料を拝見したときに、リュカのビジュアルがとても見目麗しく、線が細い女性的な印象を抱きました。
それもあり、最初の収録では比較的高いトーンの声で臨ませて頂いたのですが、「もう少し低い声でお願いします」というディレクションを受けまして「なるほど、外見に反して中身は男性らしいキャラクターなんだな」と認識を新たにしました。
性格的には、最初に感じた真っ直ぐさは変わらない一方、台本を読み進めていけばいくほど「え!? 本当に!?」と思うような変化の連続で驚きもありました。
リュカを演じるうえで気をつけたこと、ポイントがあればお聞かせください。
リュカは外見は中性的ですが、気持ちや腕力、体力的なところも含めてとても力強い男性なんです。
最初のキャラクター作りの段階では、そういった男性らしさも大切にしつつ、ビジュアルとのバランスに気を付けたつもりです。
収録をしていくなかでも「リュカだったらどういう話し方をするかな?」「どんな対応の仕方をするかな?」といったことをすごく意識しながら臨ませて頂きました。
本作での見どころや、特に印象に残ったシチュエーションがあればお聞かせください。
ネタバレになってしまうので詳しいことはほとんど言えませんが、ストーリーが進んでいけばいくほど……すごいです!
主人公との関係でいうと、ふたりはもともと教師と生徒という関係性なので、それがどう発展していくかにご期待ください。
ただ、やはり本作はバッドエンドが魅力的な作品なので悲恋が印象に残っていて……。すみません。もうこれ以上は言えません(笑)! 
いままでに“絶望的”な状況に陥ったことはありますか?
そしてそれに対する“救済”はありましたか?
大学生の時に、その単位だけは絶対に落とせないという大事なテストがあったんです。
友人といっしょに前の晩まで勉強していたんですけれど、当日の朝に寝坊してしまって。教室についたのがテスト終了の5分前だったんですね。
その時は「ああ……、終わった!」と絶望したんですけど、そのあと教授に直談判して追試を受けさせて頂けることになって。
なんとか無事、その単位を取得することができました。まさに救済ですよね(笑)。
最後に、発売を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。
僕はリュカのルートのストーリーしか拝見できていないのですが、それでも「次はどうなってしまうんだろう!?」と台本を読む手が止まりませんでした。
すごく引き込まれるストーリーと、とても美しいビジュアルで、皆さんの期待を裏切らない作品になっていると思います。
ぜひ楽しみにお待ち頂いて、悲恋を味わって頂けたらうれしいです。よろしくお願いします。
マティス・クロード役
天﨑滉平さん
収録を終えての感想をお願いします。
ストーリーがおもしろく、演じていてとても楽しかったです!
とても濃い内容で、シリアスからコミカルな部分まで、マティスくんのキャラクター性をフルに演じることができました。
僕個人としても「あの部分のお芝居は気持ちよかったな」というシーンがあって、とても充実した収録でした。
マティスについての第一印象をお聞かせください。
また、実際に演じた後で変化した点などはありますか?
「この質問がこんなにピッタリなキャラっているの?」というくらい、マティスくんを知れば知るほど印象が変わっていきました。
最初は美麗なイラストから、透明感のある儚いイメージを抱いていましたが、内向的な部分はありつつも芯の強さもあって……。
演じれば演じるほど深く掘りがいのあるキャラクターで、第一印象とは異なるいろいろなマティスくんを知ることができました。
見た目の印象だけでは分からない彼の物語があるので、きっとプレイしてくださる皆さんにもそれを感じて頂けるのではないかと思います。
マティスを演じるうえで気をつけたこと、ポイントがあればお聞かせください。
マティスくんはあまり慣れていない人とスムーズに喋れるタイプではないので、言葉の切りかたや会話のテンポ感が自然になるように意識しました。
演じるうえでのポイントはたくさんあるんですが、ネタバレになってしまうのでぜひプレイして感じて頂けたらうれしいです!
マティスくんのような声のトーンや話しかたをするキャラクターを演じさせて頂く機会はこれまでもありましたが、そこで培ってきた声優としての幅のようなものがすごく必要となる役だと思いました。
まずはストーリーに集中してプレイして頂くのが一番なのですが、マティスくんのルートをプレイされると「天﨑が言っていたのはこういうことだったのか!」と後になってから効いてくる部分があるかもしれません。それを頭のほんの片隅に置いて頂きつつ、まっさらな気持ちで作品を楽しんで頂けたらと思います。
本作での見どころや、特に印象に残ったシチュエーションがあればお聞かせください。
作品の見どころとしては、とにかくストーリーがおもしろいです。
世界観も独自性があり、設定が何層にも入り組んでいて、それがしっかりと矛盾なく成立しているお話だと感じました。
「もしかしたらゲームではまだ深く掘り下げられていない裏設定があるのかな?」と想像してしまうくらいなので、公式設定集が欲しいですね(笑)!
プレイして頂く際には、この世界観にどっぷり浸っていただけるとすごく楽しい体験ができるんじゃないかと思います。
イラストもすごく綺麗で、キャラクターの立ち絵や表情差分を見ながら収録させて頂いたんですが、影や細かい部分まで描き込まれていて、休憩中にマジマジと眺めてしまいました。
素敵なシーンが各キャラクターにあり、それに合う最高のイラストを描いて頂いていると思うので、そちらにもぜひ注目して頂きたいです。
あと、プレイしてくださる皆さんのなかには「バッドエンドが好き」という方もいらっしゃるかもしれません。本作は作りこまれたバッドエンドも魅力的で、マティスくんのルートではあるキャラクターとのやりとりに注目して頂きたいです。
ほかのキャラクターももちろんそうだと思うのですが、心揺さぶられるエンドがたくさん用意されているので、楽しんで頂けたらと思います。
いままでに“絶望的”な状況に陥ったことはありますか?
そしてそれに対する“救済”はありましたか?
何年か前に、裸で生放送に出る夢を何度も見る時期があったんです。
夢のなかの自分はもちろんそれが夢とは気づいていないので、「なんでカメラが回る前に誰も教えてくれなかったんだろう!?」という絶望を毎回味わっていました。「誰か教えてよ!」という怖さや絶望を何度も味わって、その救済は夢だったってことなんですけれど……(笑)。
いま振り返ったらおもしろい夢だと思いますが、当時はやっぱり緊張していたんでしょうね。
最後に、発売を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。
インタビューをご覧頂きありがとうございます!
『終遠のヴィルシュ』は僕自身、台本を読んでも、イラストやムービーを拝見しても、毎回「格好いい!」と思う作品でした。
もし自分が声優としてではなく、プレイヤーとして触れていてもすごく大好きな作品だと思います。
女性に限らずたくさんの方にプレイして頂きたいですし、皆さんからの応援があればいろいろな展開があるかもしれません。
きっと素敵な作品に仕上がっていると思いますので、僕も1ファンとして発売を楽しみにしたいです。
皆さんにプレイして頂き、いろいろなところで本作についてお話できる機会があればいいなと思いますので、よろしくお願い致します。
シアン・ブロフィワーズ役
細谷佳正さん
収録を終えての感想をお願いします。
一息入れようと思いました。
シアンについての第一印象をお聞かせください。
また、実際に演じた後で変化した点などはありますか?
第一印象は、『このキャラクター、どうしたらいいんだろう?』でした。
台詞のほとんどがプレイヤーに対しての世界観や仕組みの説明なので、それをずっと聴き続ける人はどう思うのかな?と考えていました。
こういうキャラクターは、脚本家としては描くのが難しいのだろうなと思いました。
シアンを演じるうえで気をつけたこと、ポイントがあればお聞かせください。
キャラクターの絵に人間味が薄いと感じました。
例えば宝塚の世界観に求められるような、完璧な男性という印象を持ったので、(自分の声では)合わないだろうな、と思いました。
なので、そういう事は考えずに淡々と、製作者の意向に沿っていこうと考えていました。
本作での見どころや、特に印象に残ったシチュエーションがあればお聞かせください。
印象に残ったシチュエーションは、場面が転換するときの最後のセリフが、ゆるやかにサラッとした作りになっているな、という事でした。
よくあるTVのCMにいく直前は、視聴者にその先を気になるようにさせる為に、敢えて印象的な煽るような台詞回しをオーダーされる事がよくあるのですが、『はずしてるのかな?』と個人的に感じるくらいの、ゆるっとした感じが多かったので、それが印象的です。
いままでに“絶望的”な状況に陥ったことはありますか?
そしてそれに対する“救済”はありましたか?
よくわかりません(笑)。
最後に、発売を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。
発売まで楽しみに待っていてください!
アドルフ役
八代拓さん
収録を終えての感想をお願いします。
達成感に満ち満ちております。この『終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-』という作品はすごくシリアスかつ、ディープな内容になっていて、そういった内容の物語を演じさせて頂くということで重く圧し掛かるものを感じていました。
収録を終えたいまは、彼らの物語を紡ぐことができてよかったなという気持ちでいっぱいです。
アドルフについての第一印象をお聞かせください。
また、実際に演じた後で変化した点などはありますか?
『終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-』のキャラクターたちのなかでは、すごく一般的な感性を持っていそうな青年という印象を受けました。
実際に演じていくなかでは、最初に感じた“ふつうの感覚を持っていそう”という要素が、これほどまでに重要なポイントになってくるのかと実感するシーンもありました。
性格的なところでは“強くて頼りがいのあるお兄ちゃん”っていう印象で、実際そういう面もあるのですが、そんな彼にも弱さがあり……。
アドルフの本質や人間味を探るなかで”ふつうとは?”というポイントが大切になっていきます。
アドルフ自身も物語のなかでどんどん変化していくので、演じながら受ける印象や自分自身の心構えもその都度変わっていったように思います。
アドルフを演じるうえで気をつけたこと、ポイントがあればお聞かせください。
口調に関してはあまり抑揚をつけず、できるだけ物事をハッキリと言うように意識しました。
もちろんシーンによって変わってくるのですが、ベースとして彼の芯の強さや、やさしいけど人をどこか遠ざけようとしているようなニュアンスが出せればいいなと思いました。
アドルフは会話する相手によって接しかたが変化する人なので、喋る対象によって結構分かりやすく変わるよう意識しました。
現実の世界でも話す相手によって接しかたが変わることはよくあると思いますが、『終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-』の世界ではあまり変化しなさそうな人が多い印象です。
本作での見どころや、特に印象に残ったシチュエーションがあればお聞かせください。
やはり物語の締めくくられかたでしょうか。彼の”終遠”が驚くほど救いがなくて……。
演じる僕も、感情をこれでもかというほどに動かされました。
本作は物語のエンディングが多岐に渡っているので、そこが見どころになると思います。
この作品はプレイして頂く前段階では言えないことや隠しごとだらけで、アドルフに関してもじつは秘密があります。
あと、僕は彼と特定のあるキャラクターの関係性に非常に驚いたので、それが明かされるシーンではきっと皆さんにも衝撃が走ると思います。
ぜひプレイして見届けてください!
いままでに“絶望的”な状況に陥ったことはありますか?
そしてそれに対する“救済”はありましたか?
これまで財布を落としたことが4回くらいあるのですが、一番絶望したのは携帯かもしれません。
財布を落としたときは携帯で連絡すればカードの利用を止めることができますが、携帯をなくしたら「いま連絡が取れません」という連絡もできず、本当に大変なんですよ(笑)。
以前携帯をなくしたとき、たまたま梅原裕一郎くんが隣にいて。
いっしょに探しながら、交番に遺失物届を出すようにとアドバイスをしてくれたんです。
携帯をなくして焦っていたので、とても心強かったですね。
結局、携帯は近くの交番に届けられていましたが、この時の梅原くんは本当に救世主でした。
梅原ルートに入ることができて良かったです(笑)。
最後に、発売を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。
まずは、このインタビューをご覧頂きありがとうございます。
それなのに、オススメのシーンや印象に残ったシーンであまり具体的なことを言えずに申し訳ありません。ただ、そうなってしまうくらいこの物語に詰まっている重厚なストーリーや結末は秘め事だらけなのでございます!
ぜひじっくりプレイして、皆さんにも『終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-』の閉鎖的な世界で生きて頂きたいなと思いますし、僕と同じように心を「これでもか!」と動かして頂けたらうれしいです。何卒よろしくお願いします。
アンクゥ役
興津和幸さん
収録を終えての感想をお願いします。
大ボリュームのシナリオでした! アンクゥはとても演じ甲斐のあるキャラクターで、とても楽しく収録させて頂きました。
アンクゥについての第一印象をお聞かせください。
また、実際に演じた後で変化した点などはありますか?
第一印象としましては、最初に拝見したアンクゥのイメージイラストがとても印象に残っています。
笑顔がとても意味ありげで色っぽい雰囲気があるかと思えば、いろいろな表情を見せるので、どうも掴みどころのないキャラクターだなと思いました。
実際に演じてみると、「あれ? アンクゥ、どこに向かうんだ!?」と迷ってしまうこともあったり、なかったり……。
アンクゥの存在自体が秘密だらけなので、ここでは何も言えません(笑)!
ぜひプレイして、ご自身の目で確かめて頂けたらと思います。
アンクゥを演じるうえで気をつけたこと、ポイントがあればお聞かせください。
アンクゥは“死の番人”ということで、ほかのキャラクターと比べると、衣装の雰囲気や最初にもらったキャラ設定も相まってひとりだけファンタジー色が強いように思います。
ただ、物語を進めていくとリライバーやクローンなど、意外と科学の要素が強くて、そのギャップに驚きました。
アンクゥはふたつの世界を繋ぐキャラクターなので、その点を大切に意識しました。
本作での見どころや、特に印象に残ったシチュエーションがあればお聞かせください。
やはり登場シーンでしょうか。主人公に「君をふつうの女の子にしてあげる」と言うのですが、その時の表情がとても印象的でした。
物語の行方を導く者として、重要なシーンだと思います。
アンクゥの本質について現時点では言えませんが、ぜひプレイをして彼のことを知って頂くと、さらにいいシーンだと思って頂けるのではないでしょうか。
アンクゥと主人公は最初にある契約を結んで、恋ではないふたりの関係を作るところから物語が始まります。
“死神”と“死の番人”という、人ならざる者同士の出会い、関係性、そして惹かれ合うふたりの感情が注目ポイントだと思います。
いままでに“絶望的”な状況に陥ったことはありますか?
そしてそれに対する“救済”はありましたか?
朝、家を出る時に鍵がないっていうシチュエーションは絶望的ですよね。しかも急いでいる時に限って見つからなくて……。
そのまま家を出れば間に合うんですけど、鍵を閉めずに出かけるなんてできないじゃないですか。そんな時、皆さんはどっちを取りますか(笑)?
僕は探しますね。本当にギリギリだったら鍵を開けたまま行くかもしれませんが……。
でも、そういう時は大体鞄のなかに鍵が入っていることが多くて、それが救済ですね。
やっぱり朝は余裕を持って家を出るようにしないといけませんね。それかつねに合い鍵をどこかに置いておけばいいのかな……。
鍵がなくなると困るので、僕は「チャリンチャリン」と音が鳴る鈴をつけています。
音が聞こえると「ある!」って安心するんです。時々聞こえないことがあって絶望するんですけれど、やっぱりそんなときは鞄のなかにあります(笑)。
最後に、発売を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。
とても心を締めつけられるような世界が、あなたをお待ちしております。
アンクゥといっしょに素敵な”終遠”を迎えましょう。『終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-』、ぜひよろしくお願いします。