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ルパンが私を抱きとめると、
即座にオーニソプターは反転。
一瞬にして列車との距離が開いていく。

見る見る小さくなる列車から、
フィーニスが顔を出すのが見えた。

そして――。

奇怪なことに彼は微笑んでいた。
まるで私達の抵抗を楽しんでいるかのように。

それは面白い玩具を見つけた時の
子供の表情だった。

ルパンも同じ印象を受けたのか、
私を抱く手に、わずかに力が入る。

ルパン
「……まんまと罠に嵌められたな……」
©2017 IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY
Code:Realize ~創世の姫君~Code:Realize ~祝福の未来~スタッフブログCode:Realize ポータルサイトセフィロト~時の世界樹~
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