サラ(主人公)
「……すごい……!」

我知らず、声が漏れた。

毎晩のように孤児院の子供と
見上げていた星の世界。

普段見えるような星以外にも……。

今まであるのに見えていなかった星が、
次々と目に飛び込んできた。

ラファエル
「不思議だよね。自分の目だと、
高く遠くに見えていたのに……」
ラファエル
「望遠鏡で見るとすぐ近くに見える。
……まるで手が届きそうなぐらい」

視界の端でラファさんは、
実際にゆらゆらと手を伸ばす
ような仕草を見せると――。