マエルさんが撃たれた銃弾をかわし、
サーベルを鋭く突き出すのと――。

軍服の男が凄まじい反応で、
再び銃の狙いをつけたのは同時だった。

???
「ふふふっ……はははは……。
よかった……安心したよマエル」
???
「もしも今の一発で終わっちゃったら、
どうしようかって心配してたんだ」
マエル
「……何の心配してんのか知らねえが。
よくもうちのもんを怖がらせてくれたな」
マエル
「つーかなんでオレの名を知ってる?
前にどっかで会ったか?」
???
「……………………」

謎の男の瞳が一瞬だけ揺れる。

嬉しいのか悲しいのか怒っているのか。

それすらわからない複雑な色の瞳で、
彼はぎちりと引き金に力を込めた。

???
「さあね……知りたかったら、
自分で確かめてみなよ……!」