アレクサンドル
「ベレジンスキーの領主の名に誓う。
ベレジンスキー辺境伯領に住まう民を。
我々吸血鬼と人間が共に暮らすこの地を」
アレクサンドル
「ありとあらゆる災いを打ち払い、
この手で守り抜いてみせる」
ザビーネ
「この誓いは我々が滅びるまで続きます。
そして吸血鬼は永劫の時を生きる存在」
ザビーネ
「この誓いは我々が滅びるまで続きます。
そして吸血鬼は永劫の時を生きる存在」
ザビーネ
「故にこれは――永遠の誓約です」
マエル
「誓いだの誓約だの仰々しいんだよ。
要は招かれざる客を撃退するだけだろ」
マエル
「……さっさと終わらせちまおうぜ。
それで元ののんびりした生活に戻るんだ」
ラファエル
「ふふ、そのためには怪我もせずに、
ちゃんと無事に帰ってこないとだね」
ラファエル
「僕は自分から誓うとか語るとかは、
どっちかというと苦手なんだけど……」
ラファエル
「それでも今回だけは約束するよ。
僕は、僕たちはここを守るって」
ジョナス
「今さら誓いを立てるまでもない。
ベレジンスキーの領主となった瞬間から、
俺はこの地を守ると決めた」
ジョナス
「今回もやることは何も変わらない。
……ベレジンスキーの守護者として」

手を重ねる度に領主様たちは、
想いのままに誓いを立てていく。

それぞれ言葉は違うけど、
込められていた想いは皆同じで。

私は彼らの手の熱を感じながら、
彼らを見送るのだった。