サラ(主人公)
「……っ」

その衝撃のせいで私の瞳からも、
ずっと我慢してきた涙が溢れてくる。

ジョナス
「……どうしておまえは、
そんなにも……俺以上に
俺のことを理解してくれる」
ジョナス
「何故――そんなにも、
優しい言葉をくれるんだ……」
サラ(主人公)
「……わかり、ません。
ジョナのことを考えていたら、
たくさんの感情が溢れてきて」
サラ(主人公)
「あなたから大切なものを
たくさん奪った戦争が……
憎くて堪らなくなりました」
ジョナス
「…………っ」
サラ(主人公)
「ジョナが辛かったことに、
ありがとうは言いたくない」
サラ(主人公)
「ですから……せめて、
別の感謝を伝えさせてください」
サラ(主人公)
「今この瞬間まで生きていてくれて、
ありがとう」
サラ(主人公)
「私――。
ジョナと出会えて、幸せです」
ジョナス
「ああ…………俺もだ…………」