傷口ごと舐めとるように、 私の肌にゆっくりと舌を這わせた。
本来の吸血鬼が血を吸うように、 肌に食らいつくような荒々しさはなく。 小さな傷口を舌先で舐めとるような、 そんな優しい感触に背筋が震える。
まるで飴を舐めるような 熱くも優しい舌の感触を感じつつ、 小さく息を吐くと――。