そして私の肌にそっと牙を当てて、
そのまま突き立てた。

サラ(主人公)
「……っ」
ザビーネ
「……なん、て。甘美な……」
ザビーネ
「あなたの血の香りと味は……。
頭が痺れて、狂いそうになる……」

囁きながら血を吸われ、
小さな痛みとくすぐったさに、
恥ずかしさが溢れる。

ザビーネ
「理性など捨てて……
獣のように貪りたくなる……」

そんな言葉とは裏腹に、
味わうように血を啜る彼の身から、
少しずつ傷が消えていき……。

ザビーネ
「…………はぁ…………」