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スペシャル

多井中 法役KENNさん

――まずは収録を終えてのご感想をお願いします。
楽しかったです。僕が担当させていただいた多井中法くんはですね、簡単に言うとヒモ男ということで……。
初めてかな? ヒモ男をやらせていただいたのは。なので、彼のマインドだったりとか、生き方みたいなものが、自分の中で知らない世界だったので、とても楽しんでやらせていただきました。
ヒモっていう、世間から見たらちょっとマイナスイメージな部分もあるかとは思うんですけど、そういった部分もありながらも、自分の中でポリシーがあるというか。
相手に迷惑かけないようにする、後腐れないように、相手に彼氏ができたらちゃんと出て行く、とかそういった、意外と男らしい筋が通っている部分もあったりとかして、とても充実した彼の生活を送れたかなと思います。
――台本を読まれたときの第一印象をお聞かせください。また、演じた後で印象に変化がありましたら教えてください。
見た目もすごく中性的というか上品な感じもあったりして、どういうキャラクターなんだろうなと最初は思いましたね。
シナリオを読んでいくとけっこうな早さでヒモになるので、最初は僕自身もびっくりしました(笑)。
でも、読み進めていくうちに彼の大事にしている部分だったりとか生き方とか、なんでそういう風になったのかっていう過去の部分が段々分かってきて、すごく彼に感情移入していって物語にのめり込んでいきました。
それから、人を嫌な気持ちにさせないという、大前提として彼が持っている部分っていうのが素晴らしいなと思いました。
そういった見方で読んでいくと一番最初の印象からのギャップはすごく感じましたね。真面目なんですよね、彼は彼で。
――演じられたキャラクターの魅力と、演じるうえで意識した点についてお聞かせください。
んにゃっていう波線? みたいなものが台本のセリフで多くて、きっと提示してくださってるイメージが柔らかくてふんわりしてて、穏やかな感じということなんだろうなと感じていました。なのでそういう風に表現しつつも、彼が起点となって物語が展開していったりとか、率先して何か引っ張っていくっていう力が割と彼にはあったので、穏やか過ぎず活発過ぎずなバランスをとるように心がけました。
彼は22歳なのですが、割と自分が想像していたよりは可愛い感じの仕上がりになりました。でもただの可愛くてあざとい感じではなく、少し穏やかで、誰とでも分け隔てなく仲良くできるっていうイメージです。
コミュニケーションなどの経験値も高い人の関わり方というか。そういう部分をエッセンスとして入れられたらなと思いながらやらせていただきました。
――印象に残ったシーンやお気に入りのシーンなど、ご自身が思う本作の見どころについてお聞かせください。
僕が思うおすすめポイントは【癒し】ですね。特に法くんは誰に対してもサービス精神が旺盛だし、誰かが喜んでくれるならすごく頑張りたいっていうタイプ。そういう人間ドラマを見て、癒されてくれたら嬉しいなって、特に法ルートに関しては思います。

あと、法くんがというか、他のキャラクターもあると思うんですけど、トラウマ的なものを抱えているんですよね。彼のトラウマもすごく納得できるというか、それは誰でもそうなっちゃうよな、みたいな部分があって。そういう、彼の一番柔らかい部分を彼女が支えて、壁があったのを取り払ってくれたっていうのがすごくよかったですね。
――今作のメイン舞台は『情報アプリ』の開発会社ですが、普段よく使うアプリはありますか? また、実際に無いもので構いませんので、欲しいと思うアプリはどんなものですか?
位置情報系のゲームです。毎日いろんな現場に行くから、現場と現場の合間に歩いたりとか、そういうのが好きでよくやってますね。

欲しいのは、僕が好きなお菓子を教えてくれるアプリ。
好きな傾向を入れといて、それに見合ったものが新発売になったら即座に教えてくれる、みたいな。
お菓子とかスイーツとか、幅広いやつ。ケーキとかもそうだし、駄菓子とかスナック菓子もそうだし、気になるものの発売日が多すぎて全部の情報を把握できないので。
限定とか、あとから知って悔しい思いをしたりとかよくあります。すごい悔しいんですよね(笑)。
好きなお酒とか、ウイスキーとかもそうなんですけど、そういうのも即座に教えてくれるアプリがあったらいいな。そういう夢のようなアプリがあればいいですけど、どうですかね?(笑)
――今作品の登場人物の中で、どのキャラクターにシンパシーを感じますか?
僕は光基くんですね。ドラマCD※での怖がり方がすごかったんで。僕も和風なホラーが苦手なので、とても共感しました。
でも、バーのマスターの碓井さんも……。シンパシーって言うか、憧れだな。ああいう大人の包容力で、お客さんをおもてなしするっていうのは素敵だな、なんて。いつかシンパシーを感じたいなと。

※予約特典「とある学校の七不思議」
――今作の登場人物は[アプリ開発会社勤務][大企業の御曹司(次期社長)][ヒモ][バーのマスター]という仕事をしていますが、これらの中だったらどの職業に就いてみたいですか?
バーのマスターですよ。圧倒的に。一択です。
店をやるなら、内装はゴシックホラーな感じ。和風ホラーは怖いけど、ドラキュラとか耽美な世界は好きなので。ゴシックホラー系の、お耽美なバーがいいです。
僕、元々本当に蝶ネクタイにベストにシャツって格好で、喫茶店でバイトやっていたので。いつか喫茶店とか、そういうの経営するのは興味あるなーと思ってはいました。
なので、昼は喫茶店、夜はバーで。皆さんに来ていただけたら嬉しいです。
――最後に、発売を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。
法くん役で【SympathyKiss】にお邪魔させていただきました。彼は本当にいい子です。
ヒモっていうイメージが先行してしまうかもしれませんが、ぜひ法くんのルートも遊んでいただいて、ヒモということだけでなく、癒しの部分も感じていただけたら嬉しいなと思います。
他にも魅力的なキャラクターがたくさんいますので、ぜひみんなの抱える問題を解決しつつ、あなたの力で癒しつつ、そしてあなたも癒されつつ、【SympathyKiss】という作品をプレイしていただければと思います。
ぜひ楽しみにお待ちください。よろしくお願いします。
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