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スペシャル

虎走 要司役興津 和幸さん

――まずは収録を終えてのご感想をお願いします。
いっぱい喋りました。
普段使わないビジネス用語など盛りだくさんで、少し緊張しながらの収録でしたがとても楽しかったです。勉強になりました。
――台本を読まれたときの第一印象をお聞かせください。また、演じた後で印象に変化がありましたら教えてください。
第一印象……鬼上司ということで、怖い人だなと思いました。
ですが、演じていくうちに可愛げがどんどん出てきまして、とても愛らしい男になったなと。ただ、基本が怖い男ですからね。損してますね。
こういう人は、友達にいたらいいんじゃないでしょうかね。ズバズバ僕の駄目なところを指摘してくれそうで。おしりを叩いてくれるんじゃないかなと。
自分が迷ったりすることが多いんで、そういうときにびしっと決めてくれるのはありがたい友達だなとは思いますね。
――演じられたキャラクターの魅力と、演じるうえで意識した点についてお聞かせください。
この男、ギャップがすごいです。
普段は真面目な上司として行動しているわけですが、ギャップがすごいんです。
そのギャップをいかに自然に出せるかというところを、気をつけて演じましたね。
過去とか、素の部分とか、お酒を飲んだ時とか、自分を一生懸命作って上司であろうとしているところと、内面のギャップがとても大きい気がしたんで、そこを自然に表現できるように注意しました。
――印象に残ったシーンやお気に入りのシーンなど、ご自身が思う本作の見どころについてお聞かせください。
見どころ……社会人として生きていくうえで、大事なことがすごく詰まってます(笑)。
なんとなく意識はしているんですが、改めて言葉にして、ああ、こうすると仕事がうまくいくんだろうし、大人の人間関係の上でこういうことって大事だなっていうのがね、いっぱい詰まってるんですね。
例えば、不当な要請をされた時に言っていた、「謂れのない非を一度でも認めれば、舐められる」「自分に非がないなら堂々としてろ」とか。ああ、大事なこと言うな、と思って。
弱気な新社会人に向けてぴったりな作品ですね。働く大人の世界の裏側を垣間見えるのがいいんじゃないでしょうかね。
――今作のメイン舞台は『情報アプリ』の開発会社ですが、普段よく使うアプリはありますか? また、実際に無いもので構いませんので、欲しいと思うアプリはどんなものですか?
一番活用しているのはやはり、アクセント辞典アプリです。とても便利ですよね。
この時代に生きててよかったって思います。おっきな辞書を極力持たないで生きていきたいと思ってましたから。
こんな小さな端末に辞書が何冊も入ってますし、1冊で分からない時は2冊3冊と使えるし、分からない言葉はすぐ調べられるし。手書き文字で漢字の読み方も調べられるっていうのもすごいですよね。
ただ、僕キャラクターの名前は読めないことが多くて。今回も虎走のことを【こばし】ってメモっちゃったんですよね。癖のある苗字だ、と思ってメモしたはずなのに、最初から間違っていたという(笑)。とても悔しい思いをしましたね。
1回間違って覚えちゃうと、もうずっとそのままいっちゃうんですよね。違うんだよなってことだけを覚えてしまうっていう。
そうですね、あとは動物を育てるアプリとか楽しいですよね。もう200日くらい蟻育ててます。蟻の巣が大きくなるだけで特に何も起こらないんですけどね。ずっとポチポチしているだけの作業が不毛だなと思ってるのは内緒です(笑)。
でもレベルが上がると、女王蟻が育ってとっても嬉しいんです。

欲しいのは、今日のご飯を決めてくれるアプリ。もうあるか(笑)。
「今日はこれ食べなさい。食べたら幸せ」みたいな。風水もそうだし、健康的な意味でもそうだし、これを食べたら次これ食べたらいいよって言ってくれたら迷わないですよね。
昨日の昼これ食べたって入れとけば、じゃあ明日の昼はこれ食べなさいって出てくる……そういうのってあるんですかね?
ラーメンばっか食べてるから、今日はサラダバー一択で、とか。
なんかこうゲーム感覚で、「ここのこれ食べなさい」とか、ある程度エリアぐらいは指定してくれるやつがいいですね。
あと、アプリによっては普段行動してる場所っていうのがデータとして蓄積されてるじゃないですか。で、「最近この街に行ってないんじゃないですか」とか「この街行ったことないんじゃないですか」ってアプリが指定してきた場所に行くっていう。
次の現場までの空き時間がけっこうある時は歩くんですけど、歩くと地図がどんどん埋まってく、みたいな機能もあるといいですね。
――今作品の登場人物の中で、どのキャラクターにシンパシーを感じますか?
感じる、ではないんですけど、感じたいのは多井中くんじゃないですかね。
ヒモってもう天性のものなんでしょうね。僕はカシミア男子になれる気がしないんですよ。
でも、憧れますよね。カシミア男子っていう響き。
現状シンパシーはないけど、そうなりたいですね。ウール男子くらいにはなれるかもしれないけど。カシミア男子は柔らかいし、軽いし、最高の肌触りですよ。ちくちくしないし。
――今作の登場人物は[アプリ開発会社勤務][大企業の御曹司(次期社長)][ヒモ][バーのマスター]という仕事をしていますが、これらの中だったらどの職業に就いてみたいですか?
大企業の跡継ぎって一度経験してみたいなとは思いますよ。
そういう人間って、多分小さな時から僕たちが味わっていない教育を受けているはずなので、どういうことを教えられて育っていくのかなって気になりますよね。
なんか、スーツみたいなの着て幼稚園に通ったり。半ズボンブレザーみたいな。
それで、ばあやって言ってみたいです。じいやでも(笑)。で、大きくなったら旦那様って言われたい(笑)。
お金と志さえあれば、今の僕にはできないことができるかもしれないですし。
――最後に、発売を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。
【SympathyKiss】、すごく面白いですよ(笑)。
大人の恋の物語をたっぷり堪能していただける作品になっております。
オフィスラブといえば、アレですよ。アレも楽しみにしておいてください(笑)。
オフィスラブへの憧れとか、皆さんありませんか? 働く大人にもおすすめでございます。
ぜひ、ゲームをプレイして楽しんでみてください。
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