
 
        
                            私が微笑んで、女子浴室の扉を閉めようとした
                            その時だった。
                        
                            再び唇が重なり、冷え切った躯がそこだけ
                            甘く疼いた。
                        
                            薄暗いその場所に私達の声と息遣いだけが響いて
                            羞恥にまた体温が上がる。
                        
