ジョヴァンニ:おぉっと、もうこんな時期か。
一週間なんてあっという間だね。
じゃあ、今日も早速紹介して――


キーファー: ジョヴァンニ、話があります。
顔を貸しなさい。


ジョヴァンニ:ん?
どうしたのキーファー、カリカリしちゃってさ。


キーファー: 呆れた人ですね。
忘れたとは言わせませんよ……。
あなたが私に面倒な仕事を押しつけたことを!


ジョヴァンニ:あー、もしかして発売一カ月前の手紙を書かせたことを怒ってるの?
だって仕方ないじゃないか、僕だって忙しかったんだもの。
それに、僕はこっちでちゃんと仕事してるんだから、
文句を言われる筋合いはないよ。


キーファー: 言わせておけば……元々はあなたの不手際でしょう!
ふぅ、もう怒る気も失せてきましたよ。
まったく、あなたの勝手にも困ったものです。


ジョヴァンニ:まぁ、とりあえずそれは置いといてさ。
そろそろイラストを紹介しないとね。
キーファーも手伝ってくれるんでしょ?
まさか、逃げ帰ったりなんかしないよねぇ?


キーファー: 仕方ありませんね……ただし、これきりですよ。
二度目はないと思いなさい。


ジョヴァンニ:はいはい……ありがと。



ジョヴァンニ:じゃあ、スペシャルイラストの紹介、いくよ。
一枚目はこれだよ。



キーファー: ほう、さすがはレヴィアス様……。
凛々しいお姿ですね。


ジョヴァンニ:君の目にはレヴィアス以外入らないワケ?
後ろのみんなもいい顔してるじゃない。
カーフェイはちょっと困ってるみたいだけどさ。


キーファー: ふん……まぁ、レヴィアス様の引き立て役くらいにはなっていますね。


ジョヴァンニ:あらら、厳しいねぇ……。
まぁ、本心かどうかはワカラナイけど、ね♪
さて、そろそろ二枚目にいこうか。



ジョヴァンニ:おやぁ、ゲルハルトのヤツ案外抜け目ないなぁ。
僕たちに隠れて彼女にこんなことしてもらってたなんて。


キーファー: ……チッ。


ジョヴァンニ:あれ、どうしたのキーファー?
キゲン悪そうな顔してるけど?


キーファー: ふん、なんでもありませんよ。
ただ、女性にうつつを抜かすゲルハルトに呆れていただけです。


ジョヴァンニ:ホントに?
僕にはそうは見えなかったけどなぁ♪


キーファー: しつこいですね。
これ以上詮索するなら……ただでは済ませませんよ。


ジョヴァンニ:あぁ、もうわかったよ!
まったく、すぐムキになるんだから……。


キーファー: 何か言いましたか?


ジョヴァンニ:いや、なーんでも。



ジョヴァンニ:さて、と……今回はこんなところかな。
次回の更新は11月1日の予定だよ。
ねぇ、キーファーはモチロン次回も来てくれるんだよねぇ?


キーファー: ……殺しますよ。
私はこれ以上、一切関知するつもりはありません。
それでは、もう失礼しますよ。


ジョヴァンニ:あ~あ、いっちゃった。
それじゃ、僕もそろそろいこうかな。
来週も待ってるからね♪