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ルナ
(スノウの身体は、私とは全然違うのね……)
当たり前のようなことを改めて実感すると、また、少しだけ息が苦しくなる。
だけどそれは、不思議といつまでも味わっていたいような息苦しさだった。
ルナ
「ねえ、もう少し眠っていい? スノウの胸の中、安心するから」
スノウ
「安心ですか……。知っていますか? ルナ。私も一応は男なんですよ」
スノウの顔を見上げると、彼はいたずらっぽくくすりと笑った。
ルナ
「……知ってるわ」
ルナ
(……だからきっと、こんな気持ちになるんだわ……)