ユーリア
「ルドヴィク。私はヴェーク女王の名において、あなたに騎士の称号を授けます」

感極まった私の耳に、ユゼフとミアーシュの会話が飛び込んでくる。

ユゼフ
「すごいね。ホントの騎士みたい。カッコいいよ。立派だよ……」
ミアーシュ
「ホントの騎士なんだから、当たり前だよ。ルドヴィク、すっごく頑張ったんだからさ」

あふれ出そうになる涙をこらえ、
私は刀身を手にすると、
ルドヴィクに柄の部分を差し出した。

彼の力強い両手がしっかりと剣を受け取る。

ルドヴィク
「謹んでお受けします」