ユゼフ役
羽多野渉さん

――本編と比べて、ご自身が担当したキャラクターに変化はありましたか?

前作と比べて、ユゼフが男らしくなったところが印象的でした。姫様にべったりではなく、積極的に周りのキャラクターともかかわっていく姿が見られたのは大きな変化だなと感じました。
今回はマレクとの絡みもおもしろかったですね。より頼りがいのある男になったユゼフを楽しみにしていただけるとうれしいです!

――本作はファンディスクということで、甘さに期待している方も多いと思います。
ご自身が演じたキャラクターと主人公のやり取りの激甘度は何%くらいでしょうか?

本編をプレイされた方にはわかっていただけると思うのですが“自然”な甘さです(笑)。
姫様を想う、ピュアで純真な気持ちがとても自然に行動に現れているところがユゼフらしい甘さだなと感じました。姫様とお互いに歩み寄るからこそ生まれる甘さでしたね。

――印象に残っているシーンやセリフを教えてください。

“いやだ、いやだ”と言っていたことが多かったユゼフが、今作では“自分自身でなんとかしよう!”とがんばっている姿に成長を感じました。
その姿勢がセリフにも表現されていると思います。守りたいものをどうやって守っていくのか、というのが今作のユゼフルートの根底にあるテーマなので、頼りがいのある姿を見せるシーンは演じていてとても印象に残っていますね。 
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――ご自身が演じたキャラクター以外でこのキャラクターを演じてみたいなど、気になったキャラクターはいますか?

演じてみたいというわけではありませんが、ことあるごとに「変態!」とユゼフが言っているライマーがとても気になります(笑)。
ライマー自身はみんなから「変態!」と言われることを楽しんでいる節すらありますよね。そこがおもしろいなあと。
コミカルなシーンには必ず出てくるというか、お話を盛り上げるために、なくてはならない存在だと思います。
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――本作は絵本(童話)をモチーフにした作品ですが、ご自身が印象に残っている、または好きな絵本(童話)を教えてください。

子供のとき親にはよく絵本を読んでもらったので、好きな話はたくさんあるのですが、とくに朗読劇で演じたことのある『泣いた赤鬼』『杜子春』は好きですね。
大人になって改めて読むと、短いなかにも情報がすごく詰まっていることに気づかされたり、子供のころとは違った、新たな感想が引き出されたりして発見がたくさんあります。

――ファンのみなさまへのメッセージをお願いいたします。

ファンディスクでもう一度この世界に入って、ユゼフと再会できたことがとてもうれしかったです。これもみなさんの応援のおかげです、本当にありがとうございます。
ぜひ今回も、ほんわかしたのどかな世界に足を踏み入れて、まったり作品を味わっていただけると幸いです。出てくる動物たちをどう扱おうとみなさまの自由なので、いろんなボイスや反応を楽しんでください!