【伊音 響 秋ノ章~神隠しの日々にあった思い出~】
伊音 響
「紅華さんは、
彼女だからこそ惹かれた……
というようなことを言っていたじゃないですか」
天堂 紅華
「ああ、そうだが……
それがどうかしたのか?」
伊音 響
「僕もあなたのように言い切りたいんですけど、
彼女が……生者だから惹かれた気がして
それがもやもやしていて……」