担当:ちーちゃん

10回目 2回連続登場の、みんなのちーちゃんだよ~

発売直前の最後の日誌更新で~す!

せっかくなんでー、2回連続で登場しちゃいました~


アレ?

湊巳が来ると思った?

いやいやいや、まっさか、そんなベタな展開にしませんよー?


大体ね、こういう5人組設定だと誰かがメインヒーロー的ポジションになるでしょ?

んーで、そいつばっか無駄に出張ってきたりするでしょ?

そういうの、どうかと思うの。

湊巳のさ、サービス精神のなさ、知ってるでしょ?

まあ、やる気はあるんだけどありすぎて空回っちゃう春よりはマシなんだけどね。


っと、このやりとりはつい最近、どっかでやった気もするので、この辺でー




ちょーと、ちーちゃんちーちゃん?
せっかくの日誌最後っつう回で、それは……ないんじゃねえの?

あれ、春もう来ちゃったの?
集合時間1時間遅く伝えてたつもりなんだけどなあ……

…………ふっふっふ。

あれ、なにその、しょぼい悪役っぽい笑い方。
どしたの、春。 大丈夫? 暑くて、なんか頭が悪くなっちゃった???

うっせうっせ!!!
頭のできは関係ねえっしょ!!!
じゃなくてー、オレは最初から気づいてたぜ! っつー笑い方なーのー!!!

だからー、『その手には乗らないぜ。オレにはすべて分かっていたぜ』っていう、
しょぼい悪役の台詞っぽい感じ。

………………

ちーちゃん……、なんか、春へのあたり、強くない?

んん? そーんなことないよ?
ついでにこのやりとり、ついこの間、どっかの収録現場でやった気がするけど……ま、いっか☆
パターン化しとこう。こういうのは。


というか、あれ、良太も約束の時間より早いね。


んー……と、孝臣が、ね。

……孝臣?


ちょっと用があって孝臣に電話したら、
ついさっきちーちゃんがこっそり出て行ったっつうからさ。

あ~……そっか、孝臣からか。なーんだ、孝臣も連れて行けばよかった。

ん、俺は……別に、早く来るつもり、なかったんだけど……

や、そういう問題じゃなくてさ。
千明が俺らに1時間遅い集合時間知らせたってことは、
おまえ、時間通りに来てたら全部終わってると思うぞ。
というか、お知らせとかに限らず、多分な、スタッフみんな撤収した後って感じだぞ。

……別に、いいんじゃない?
千明がやってくれるなら、抜けとか……ないだろうし。

あまいねえ……
スタッフからの差し入れっつー定番なアイテムもごっそり持ち逃げされるってことだけど?

……差し、入れ……!!

おお、ベタなテンションで帰ってきたな。

……発売前、だし、……キャラの特徴、出した方がいいって、言われた。

…………や、そういうの、マジで発売後にして。なんか、色々台無しじゃん。

あっはっは、全員集まっての日誌ってはじめてだから収集つかないね~
今回は、ゲーム発売前ってことで、お知らせもいーっぱいあるんだよね~
なのでー、さくさくっと次にいきましょうか!

お知らせっつっても、言葉通りゲーム発売前なんだろ?
あんまネタばらししちゃっていいもんでもねえだろ。

まーそうなんだけどね?
今回のお知らせは、ゲーム本編についてではなくてーその他です!

……他?

そ~『ドラマCD』にー、『コミカライズ』にー、『アンソロジー』などなど!
なんだか盛りだくさんなんだよね~
ま、お知らせやってきて~って言われたわけじゃないんだけど、
こう……、ウズウズしちゃってね。

まあ、先に知っちゃうと、そういうもんだよな。

ってわけで~さっそくドラマCDの紹介でもしちゃおっか?

……ドラマ、CD?

あれ、収録したでしょ? 孝臣は良太と一緒にやったんじゃないの?

……ああ、うん、あれね。

うーわー、反応うっすい。君ってば、あんなにノリノリだったじゃない。

ノリ……ノリ……?

やー、ちーちゃんちーちゃん、あれはさ、ノリノリっつか……天性のものっつうか……

天性ね~……
CD本編中のキャストクレジットでもさ、僕らしつこいぐらい言ったけどさ、
ほんっっっっとに、孝臣はいっつもずるいよね。

ずるい、ってことはないだろうけど、まあ、美味しいところ持ってたよなあ……

そうだね。今回は湊巳を超えてるんじゃない?

……や、良太、その笑顔止めて。
あの、悪かったって……マジで思ってるから、な? 別に不満とかないって言ったじゃん!!

良太良太、湊巳が涙目になってるから、やめてあげよ?


……ちーちゃんが言うなら。

で、紹介、どうなったの……?


あー、そうだったそうだった。
今回はとってもシンプルな内容だとは思うよ~


6人も出演中だし、あんまり設定ごちゃごちゃ入れると面白いけど糖度が減っちゃうでしょ?
だからー、本当にシンプルに甘さを追及してしました~


してみました~って、簡単に言うけどな?
あれ、結構……恥ずかったけどな。

つうけど、湊巳も相当好き勝手だったじゃん。

ま、トップバッターだし?
ハードル上げんのはお約束かな、と思いましてねえ。

そいじゃ、少しばっかドラマCD『露の葉』の内容をチラ見せしとくか。
3Dダミーヘッドマイク収録部分からすこーしだけ抜粋してやっから、
まあ雰囲気だけでも感じとってよ。



 「……露葉、おまえ……とりあえずこっち、こい。面倒くせえけど、このガキの言うことにも一理ある」


 「ほら……、ヤバくなる前に、ちゃんと止めてやるから。少し付き合え」


湊巳「アンタさ……、実は、ちょっと安心してただろ?

   なんかふたりでつまんない言い争いしてくれてるし、

   上手くいけば安全に終われるかな、とか……思ってた感じ? あまいっつーの」


湊巳「アンタから見て……、つまんない言い争いに見えてたかもしんないけど、

   こーれ、全部……、アンタを油断させるため、だから」


***


千明「あれ、露葉……もしかして、震えてる?

   緊張とか……しなくていいんだよ? 痛いことなんて……、何もしないから」


清春「こんな風に……、さっきも、湊巳と伸さんに触れられたんだ?

   おまえってさあ、普段はこういうスキンシップ、好きじゃないって態度なのに……、ッん……、」


清春「こうして、触れちまうとさ……

   すぐ、赤くなって……抵抗とか、全然しなくなるよな……」


千明「……目、ぎゅうって閉じちゃって、可愛い……」


***


孝臣「ねえ……こんな風に、ベッドに埋もれて、俺に、覆いかぶさられてるのに……

   あんた、身体の力とか、抜いてさ……、もしかして、誘ってたり、する?」


孝臣「ほら、良太もこっち……きなよ。

   本気で、あのまま、まったりとか……するつもり、なかったんでしょ?」


良太「……僕は、」


孝臣「おやつとか、そういうのでさ、露葉の意識を逸らして……少しずつ、警戒を解こうとしてた?」


良太「…………孝臣は、いい意味でも悪い意味でも、そういうの、隠したままにはしてくれないよね」





………………


………………

……つか、これ、自分らで紹介とか……イジメじゃね?
すっげ、なにこれ……すっげえ恥ずかしいんですけど!!!!
こんなん、やったっけ!?

……やった、よ。甘かった……


あ、あ、あの!
孝臣のそれは、あの……そ、湊巳が作ってくれたマフィンの感想ですので!
その、誤解なきようお願いします!!!

……すみません。育て方、間違えました……


いえ……、うちの子も、この後暴走するので……すんません。


……ねえ、伸さんには、誰も突っ込み入れないの?


あ? ……あー、まあ、あの人は……あんま触れたくねえのよ。
本編での、トラウマっつうの?


ああ、略奪?

!!!!!!


りょーた……古傷えぐんの、やめてやれって……湊巳が珍しく、おちてんじゃん。

…………湊巳? 大丈夫? 生きてる?


ツンツン……

(返事がない。ので、とりあえず邪魔にならない場所に転がしておくことにした塚本良太。17歳)


    

やー、色々と……ありましたが無事に発売に向けて進行中ですので~
どうぞお楽しみに!!! 詳しい詳細は、また別の機会に紹介していくね。


あ、ジャケットイラストはなんと……横長で出演メンバー全員載ってるからね!
その辺も楽しみにしててね~


……おかわりの、マフィン食べさせてもらっちゃった……


うんうん。孝臣君は出来れば動かないで欲しかったんだけどね~
もぐもぐもぐもぐってじっとしてないから大変だったよー


っとー、その辺はいいや。後は完成を待つだけだしね!
じゃなくて……つぎつぎ。


この日誌っていつ公開なんだっけ?


……いつって、今じゃないの?

いやいや、そういうことじゃなくてね。こう、なんか更新日的なそういう話。


おお、現実に戻ったな。
んーと、まあ、順当にいけば2013年7月19日(金)……だな、多分。

そうなのです! にせんじゅうさんねん しちがつ じゅうくにち! の、前日!


ん、前日?

そ~今日の前日~
7月18日に発売しましたGファンタジーさんにて、
僕らのコミカライズ版が連載スタートしました~


……こみからいず?


そうそう、僕らが漫画になります!
でもって、描かれるのは、ゲームの本編から3年前の……僕らが高校1年生の頃なんだってさ~


え、でも、それ、あれじゃねえの?
露葉とか、露葉とか、露葉がいねえじゃん!!!!

うん、落ちつこうね、春君。
まあ、過去編とは言いますが~
ちょいちょい、現代ともリンクした感じで出番はあるみたいなので、
こっそり影から見守っていきましょう、と、そういう感じのあれです。
ちなみに連載1回目はちょうど僕らが森に行く数日前の会話だから……
ここではまだ過去編って感じじゃないかな。


…………ん、過去編って……、
つまり……俺が千明と出会った頃……?


そうそう!
君らは幼馴染みなんだし、ちょっと前も、すっごーーく前も、4人セットなんだろうけど、
あんまり昔だと僕の出番なくなっちゃうし~
ってわけで、僕が孝臣と出会った辺りが一番いいよね、ってそういう感じなの。
というか、そういう感じにしてって、頼んでおいたの。


……おっまえさ、前から思ってたけど……
一人だけなんか制作スタッフ側にコネありすぎじゃねえの?


ほら、どっかのドラマCDでも、なんかインタビューとか勝手に企画したりしてさ。


あ、湊巳。起きたんだ?


や、これ以上転がったままだとマジで出番なくなりそうだったし……じゃなくて。


あ~コネの話?
別に狙ったわけじゃなくてね、なんか……バッタリよく遭遇するんだよねー


……千明は、探検よくしてるもんね。


え、そういう問題?


うんうん、そういう問題だよ~


湊巳もさ、なんか秘密裏にお願いしたいことがあるなら探検してみなよ。
案外ね、その辺に居るよ?


……スタッフの人は忙しいんだから、やめてあげなさいな。
その、暇そうにしてたから構ってもらっちゃった☆みたいなテンション……


えー……でも、そのおかげで君らも少し若返るよ?
ほら、高校生なんて成長期じゃない? 1,2年って結構大きいと思うわけですよ~


若返るって……、も、いいや。
ホラ、まだ紹介するもん残ってんだろ? さっさとやっちまえって。


あ、はいはい。りょーか~い。
そいじゃあ、次は、出番を待ち続けている春君にいってもらいましょうか~


いよっしゃー! ようやくオレの出番な!
コミカライズとは別にな、『アンソロジー』企画もちゃくちゃくと進行中で~す!
豪華メンバーでオレらの日常が描かれるから、そっちもおったのしみに!

その豪華メンバーの発表はまだなんだ?

……ん?

え、振り向かれても困る。
その辺はまだ公開していい情報のカンペとかもらってないもん。


だ、そうです~
まま、その辺はさ―またさーちゃっかりここでやりゃいいんじゃねえの?

あれ、でも日誌ってこれで最後なんじゃなかった?

んー……まあ、ゲーム発売日に記念でなんかやるだろうし、
ここじゃなくてもどっかでやれんじゃねえの?


そうだねーその辺はまあ、そのときになったら考えるよ~
って、そろそろ締めないとまっずいかも……
ちょっと、どころじゃなくて、二倍くらい尺いっちゃってる……


尺?


急に顔、青くなったけど……大丈夫?

や、大丈夫かと言われれば大丈夫ですが、でも大丈夫じゃないっていうか……
普段から長いって怒られているので、
今日は、スッキリ、、、まとめる、、つもりだったのに~~~


……千明に、そういうのは、無理だよ。
それじゃあ、発売までもう少し……あ、多分、7月27日……とか、
その辺から発売前カウントダウン、始まります。


またね。

(……え、孝臣が、締めちゃうの……!?)

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