2015年8月11日
十三支2メンバーでフェチ談義!

CATEGORY|三国広報部
では! 今から、皆さんの『ふぇち』を聞いていきまーす!
進行役はこの僕、郭嘉が担当しますね!
おっと、嫌な予感しかしないなぁ
ちょっと賈栩さん、なんてこと言うんですか。
せっかく僕が盛り上げようとしてるのに!
いや、俺も今すぐ帰りたい
よし兄者、今すぐ帰ろう
えー? そんなこと言ってると
二人のあれを斬り落としちゃいますよ?
!? あれってなんだよ!
さぁ、何でしょうね? 斬り落とされたらわかりますよ?
それだと手遅れだろ!
さぁ、劉備様。今の内に帰りましょう
え? いいのかな……これ、僕たちで
話さないといけないんでしょう?
そうですね。前回に引き続き、
関定さんと蘇双さんのご提案らしいのですが
前回は自分の長所を話したから
今回はさらに掘り下げようという話のようだぞ
くっ……あいつら余計なことを……
では、今回も関羽にこの話が伝わるということか。
ならば、『ふぇち』というものを全力で語らねばなるまい
曹操だけにいい格好はさせないぜ?
オレの魅力をたっぷり関羽に伝えさせてもらう!
ふむ……よくわからないが
私に出来ることがあれば協力しよう
うわー……もしかして、これってツッコミ
オレだけじゃね!? なんで関定も蘇双もいねーんだよ!
大丈夫だ、張飛。よくわからないが、俺もついているぞ
あー……うん、気持ちだけもらっとくな……
はいはい、皆さん静かにしてくださーい。
とにかく今日は『ふぇち』について話しますよ!
さっきから考えていたんだが、
その『ふぇち』っていうのは何だい?
性的な嗜好のことですね
はあああああ!?
ななな、なんだよそれ危ない!
郭嘉! おかしなことを言うな!!
えー? 別に大したことじゃないですよ。
特定のものに異常な執着や偏愛を示すなんて
誰にでもあることじゃないですか
やめろよ! その『人類みな変態』みたいな言い方!
まぁ、とりあえず女性の好きな部位とか
ついつい見ちゃうところとか話せばいいんですよ
ぶ、部位……!?
なかなか難しい質問ですね
ふむ、無事に答えることが出来ればいいが……
上手く答えられない人がいたら
その時はちゃんと聞き出してあげますから!
さぁ、誰からいきますか?
郭嘉殿は、とても生き生きしていますね
これは止められそうにないか……
じゃあ、参考に郭嘉から聞かせてくれないかい?
え? 僕ですか?
おい、やめとけ賈栩!
こいつの答えなんて危険に決まってる!
いやぁ、そういう答えを先に聞いておく方が
いいかと思ったんだけどね
劉備様、耳をふさいでいてください
え?
もー、そんなにひどいこと言いませんよ。
まぁ、僕だったら~……匂いですかね!
お……お前にしては普通だな?
そうか? コイツはなかなかだろ
ほら、女の子っていい匂いするでしょ?
抱きしめた時とか、つい嗅いじゃうんですよねー
ほう
それに、人の匂いって色んなことがわかるんですよ。
それこそ、僕と付き合ってくれるかどうか
雰囲気で嗅ぎ分けられるっていうか……
! 付き合うってまさか……!
はい。もちろん拷も……
わああああ!
それ以上言うな! 次だ次!
では、夏侯淵殿が話してはいかがでしょう
なっ!?
ふむ、次は夏侯淵か
少なくとも先ほどよりはましな答えが聞けそうだ
言っておくが、オレは郭嘉みたいに変態じゃないぞ
へぇ、じゃあ何ふぇちなんだい?
オレは手だな
手? それは手の形を見てしまうということか?
別に細かいことはどうだっていいだろう。
まあ……さわり心地のいい
安心できる手を見つけたってだけだ
ふーん、本当に普通だな
それはそれで面白みに欠けるな
うるさい!
まぁまぁ。ここは夏侯惇が上手く挽回してくれるさ
な、なに!?
きっと、皆の参考になるような
良い意見を聞かせてくれるだろうね
うわー、賈栩さん性格悪いですね
郭嘉ほどじゃないさ
くっ! お前らいい加減に……
ほう、夏侯惇が話すのか
え!?
おっと、曹操様も興味津々ですね
以前から夏侯家が心配して相談に来るのだ。
夏侯惇にもそういう相手が必要だろう。
それこそ、私に関羽がいるようにな
曹操様!?
おや、関羽さんは曹操殿のものではないのですが
近いうち実現するなら問題あるまい
問題ありまくりだ!
夏侯惇さん、曹操様の妄想を止めなくていいんですか?
! わ、わかった!
さっさと言えばいいんだろう!
そ、その……俺の場合は………………
ひ、瞳だ
瞳、と言ったのか?
ぐ……なんだ、文句でもあるのか?
いや、私は良いと思う。
瞳を見ればその人となりが分かるからな
そ、そうか……
確かに、夏侯惇殿はずっとそう言っていましたね
え? そうなの?
はい。偵察の際、
関羽さんの瞳を見つめている姿も見かけましたし
て、偵察だと!? 一体いつの話だ!
呂布様のもとにお仕えしていた時ですね
!?
っていうか、姉貴のことそんな目で見てたのかよ!
あ、兄者が……あいつを……?
ほう? 夏侯惇がな……
い、いや! それは勘違いで……
まぁ、仕方ないですよ。
夏侯惇の接する女性といえば、彼女くらいでしょうし
余計なことを言うな、賈栩!
ですが、私も関羽さんがお相手でしたら
『ふぇち』というものがわかる気がします
何?
私を気遣ってくださる優しい声……
とても安らぎますし、素敵だと思います。
あの方の声なら、ずっと聴いていたい……
私はいつもそんな気持ちになるのです
そうだね、たしかに僕もそう思うよ。
関羽に名前を呼ばれると、とっても嬉しくなるんだ
おや、劉備さんもでしたか。奇遇ですね
先ほどとは違い、微笑ましい空気になったな
ほう……
はぁ……
曹操は本当にあいつのこととなると余裕がなくなるな
あははは……
ちょっとちょっと~のん気に笑ってないで
面白い答えでも出してくださいよ
え!? ああ、僕のこと?
でも、考えてみたけどよく分からなくて……
では、張遼と同じく関羽相手に考えてみたらどうだ?
うーん、そうだね……
それなら僕は頬が好きかな
頬って……え?
ふーん、意外ですね
小さかった時によく触ってたからかな。
今でもつい触っちゃう時があって
何!?
でも、関羽も僕の頬はさわり心地がいいって
この間言ってたよ
姉貴まで!?
……わかってはいたが、
あの娘は随分と周りから好かれているようだな
! 曹操様、落ち着いてください!
っていうか……頬とか言ってんのに
劉備だといやらしく聞こえないのが驚きだな
お前が同じことを言えば、確実にひんしゅくものだ
なんか悔しい!
諦めろ、人徳だ
うぅ……姉貴の頬か……
柔らかいんだろうな……すげーずるい……
ご、ごめんね?
そこまで落ち込むとは、張飛も頬が好きなのか?
へ? ……うーんと……オレは腰かな
なっ!? こ、腰だと!?
貴様! 自分の立ち位置をもっと考えろよ!
まあまあ、彼も年頃だし別にいいんじゃないか?
さすが、賈栩さん。
大人の意見というか、じじくさいですね
なんかさ……抱きしめたいなって思った時、
つい姉貴の腰辺りに目がいっちゃうっていうか……
そういえば昔、僕と張飛と関羽でじゃれあうと
張飛はいつも関羽のお腹辺りに抱きついてたかも
そーなんだよ!
それ、こないだ関定と蘇双に言われた!
つまりは無自覚ってことかい?
年頃っていうより初々しい方だったか
いや、無自覚だからこそ気持ち悪くないですか?
気持ち悪いってなんだよ!
ふむ……『ふぇち』というものは色々あるのだな
……孫権、オマエまだ考えこんでたのか?
いや……なんとなく理解したつもりだ。
つまり、女性のどこに見惚れるかということだろう?
あ、じゃあ今度は呉の君主に聞きましょうか!
さーて、どんな話が飛び出すかな~
これで孫権から変な単語とか出てきたら
オレ、孫策に顔向け出来ないかも……
私は女性の笑顔に見惚れてしまうな
よかった! めちゃくちゃ健全!
えー? そんなの『ふぇち』じゃないと思うんですけどー
そうなのか?
だが、女性が一番魅力的に見えるのは
楽しそうに笑っている時だと思うのだが
模範的だな。偉いぞ孫権!
特に、あの人の笑顔はまるで花のように綺麗だ。
私はずっと見ていたいと思ってしまう。
次に会った時も、あの笑顔が見られると嬉しい。
今度はいつ会えるだろうか……
しかし、本当に純粋だね
ええ、おかしいくらいに。
育て方が悪かったんじゃないですか?
おい!
いや、どうだろうね。他山の石かもしれないよ
あー……
ぐ……嬉しい反面、なんか罪悪感が……
諦めろ、色々と手遅れだ
ふむ。それにしても、笑顔だなんて答えは予想外だったね
では、賈栩殿はどのようにお考えなのですか?
俺かい? まぁ、俺も顔かなぁと思うんだが
え? そうなんですか?
ああ。やっぱり綺麗な顔の女性の方が何かといい。
目の保養になるからね
うわ! 孫権と似た答えなのに、こっちは汚れきってる!
賈栩……貴様はそれでいいのか?
いや、よくないだろ兄者!
曹操軍の品位が落ちる!!
おやおや、ひどい言い様だね。
これは曹操軍の軍師を解雇される日も近いかな
関羽に興味がないのであれば問題ない
曹操って、本当に揺るがないね……
あはははっ! 賈栩さんも曹操様もいいですね!
僕、そういうところ好きですよ
そうかい。まぁ、一応礼は言っておこうか
それで、あとは誰が話していないんだ?
ええと、あとは……曹操様、趙雲、諸葛亮、周瑜の四人かな
そうだったか。皆の話が面白くて
つい聞き入ってしまっていたな
では、次は趙雲が話すか?
ふむ、俺は………………………………
……………………………………特にないな
ないのかよ!
すまない。普段あまり意識していないからか
すぐには思いつかなくてな
お前も男なら、意識しなくても目が行くだろ
目が行くところ……ああ、ならば髪かな
普通すぎてつまらない
お前は一体何を期待しているんだ……
髪? それは趙雲の髪も長いから?
そうだろうな。風になびくとつい見てしまう。
だが、やはり女性の髪の方が美しいと思うよ。
つい先日も、関羽と二人で鍛錬をしていた時……
!? 関羽と二人きりだと!?
曹操殿、不穏な空気が漏れ出てますよ
これは、止めた方がいいかもね
よし、周瑜。お前が話して流れを変えろ
へ、オレ? ……って、諸葛亮。
アンタ、答えずに済まそうと思ってるな?
ふん。私はこのような馬鹿げた質問に答える気などない
とか言って、そういう奴に限って
随分と危ない嗜好を持ってる場合が……
うるさい黙れ!
ぎゃあああああ!
あぁ! これ、一回目の広報部でも見た気が……
前々から思っていたが、諸葛亮の扇子さばきには
目を奪われてしまうな。これも『ふぇち』だろうか?
いいえ、それは少し違うかと
そうか……『ふぇち』とは難しいな
はいはいはーい!
ならオレ、諸葛亮の『ふぇち』に心当たりあるぜ!
何だと……?
う……そ、そんな目でにらむなよ!
オレは関定から聞いたんだって!
そうなの? それは少し気になるな
劉備様……!?
諸葛亮はずばり! 背中好き~!
背中?
ふっ、それはまた妙な部位を選択したものだな
きっと諸葛亮殿にだけわかる
こだわりなどがあるのではないのですか?
僕も鞭の打ちやすい背中は好きですねー
だから、そういうことを言うな!
あー……けど、オレもなんとなくわかるな。
服でよく見えないけど、柔らかい曲線とかがエロい
き、貴様の基準は全てそれなのか……!?
男なら当然だろ。あとはまぁ、後ろ姿って自分じゃ
よく見えないから、背中が綺麗な女は全身美しいって話もあるな。
なんか諸葛亮が好きそうだ
ふむ、なるほど。
軍師ともなれば目の付け所が違うのだな
へー、そうなのか。オレはてっきり
戦場で戦う姉貴の姿を後ろで見てたからだと……
張飛、それ以上しゃべるな!
ぎゃあああああ!
わぁ! 張飛、大丈夫?
劉備様! 先ほどの話は忘れてください!
え? ああ、うん……
では、残りは周瑜と曹操だな
せっかくなので二人一斉に発表しちゃいます?
それで、どっちがすごいか勝負しましょう!
え!? いや、さすがに曹操に勝てる気しな……
ふっ、よかろう。かかってこい!
って、聞けよ!
!? この勝負、受けるのですか!?
ふっ……関羽への愛を語る機会だ。
ならば、真っ向から受けて立つのは当然のこと
なんだか妙な話になってきたね
何? この話はあいつへの愛を語るものだったのか?
いや、ちげーよ! すげー色々間違ってる!
まぁ、これで終わるなら止める必要もない。
せめて華々しく散れ、周瑜
そんな殺生な!
はーい! じゃあ二人でどうぞ! さん、はい!
ええ!? お、オレは足だ!
関羽!
え……?
!?
へ?
な!?
…………ふむ、周瑜は足なのか
いやいやいや!
食いつくとこ、そこじゃねーよ!
そうですね。曹操殿の答えは一体どういうことでしょうか?
ああ……関羽という部位はないはずだが……
当たり前だろ!
ふっ……関羽の魅力的な部分など、絞り込めるわけがない。
あの娘は、存在そのものが奇跡なのだ。
まさに私の運命の女。
頭の天辺から爪先まで、全てが愛おしい……
とは言え、それぞれの部位によって魅力は異なるがな。
髪は指通りが素晴らしく、瞳は惹き込まれるほど美しい。
首筋などは思わず口付けたくなるほど肌理細やかで……
そ、曹操様……
おい、賈栩! 曹操様を止めてくれ!
うーん、俺には荷が重いなぁ
部下にまで遠巻きにされるとか……やっぱ勝てないな
ぷくく……っ! ……も、もう無理……っ!
郭嘉、笑いすぎて死にそうになってるね
さ、劉備様。話はこれで終わりましたから帰りましょう
そ、そうだね。曹操が関羽のところへ行く前に
僕たちは戻っておこうか
ああ。曹操からあいつを全力で守らねば!
そういうことなら、オレも行くぜ。なぁ、孫権
ああ。周瑜の『ふぇち』についてもまだ話していないしな。
何故、足なのか詳しく教えてほしい
え!? それ掘り返すのかよ!
負けたみたいで悔しいからもういいって
というか、お前は足じゃなくて耳が好きなんじゃないのか?
へ?
そういやコイツ、前に姉貴の耳かんでた!
何!? 周瑜、あいつを傷つけたのか?
これはやはり詳しく聞くべきだな
いや、ちょ、待っ……
くそっ、こんな話なんてもうするかー!